「年賀状を手作りしたいけれど作り方がよくわからない」という方は少なくないはずです。せっかく手作りするならおしゃれな年賀状を作れたら嬉しいですよね。この記事では、年賀状を手作りする際に準備するものや作り方のポイント、子どもと年賀状を手作りする際のアイデアなどをご紹介します。
目次
年賀状の魅力とは
最近は新年のご挨拶をメールやSNSで済ませるケースも増えていますが、年賀状にはデジタルにはない魅力があります。まず、紙や手書きの温もりがあるのは年賀状ならではです。手書きのメッセージがあると嬉しくなります。また、ご無沙汰している人と近況を報告し合えるのもよいところです。年賀状のやりとりが、ご無沙汰している人との交流が復活するきっかけにもなるでしょう。
さらに、年賀状には作る楽しさがあります。相手のことを考えながら作る時間は、ワクワクするものです。便利なデジタル社会に、あえて手間のかかる方法を選ぶ。そんなところに年賀状の魅力があるのではないでしょうか。
年賀状を手作りする際に準備するもの
年賀状を手作りするときに準備するものを説明します。必要なものと、あると便利なものに分けて説明しますのでぜひ参考にしてみてください。
必要なもの
・はがき ・パソコン ・年賀状作成ソフト |
はがき
年賀状におすすめのはがきは、年賀はがきです。通常のはがきでも問題ありませんが、別途切手を購入したり、表面に記入すべき事項があったりするので注意が必要です。年賀はがきは、無地・ディズニー年賀・絵入り(寄付金付き)全国版・絵入り(寄付金付き)地方版ハガキの4種類があります。作りたいデザインや用途によって選びましょう。なお、写真やイラストを印刷したい場合、色鮮やかな印刷が可能なインクジェット紙がおすすめです。
パソコン
写真やイラストを編集・印刷したり、年賀状作成ソフトを使ったりするときには、パソコンまたはスマートフォンが必要です。
年賀状作成ソフト
年賀状作成ソフトを使えば、本格的な年賀状を簡単な操作で作れます。ソフトによって価格や機能が違うので、作りたいデザインや操作性をチェックして選ぶようにしましょう。また、ソフトによっては対応するパソコンが限られることもあるので、自分のパソコンのOSに対応しているかも確認してください。
あると便利なもの
・プリンター ・スマートフォン・デジカメ ・イラスト・写真の素材 ・装飾用の材料 |
プリンター
年賀状のデータをコンビニや写真屋さんで印刷してもらうこともできますが、試し刷りをするときにプリンターがあると便利です。実際に印刷してみると、パソコンやスマートフォンの画面で見てイメージしていたものと違ったり、印刷サイズが合っていなかったりする場合があります。プリンターがあれば確認しながら作業でき、細部にまでこだわって作ることが可能です。
スマートフォン・デジカメ
自分で撮った写真を年賀状にしたい場合は、スマートフォン・デジカメが必要です。最近は、スマートフォンの性能が高いので、スマートフォンで撮影した写真でもキレイに仕上がるでしょう。デジカメや一眼レフカメラをお持ちの方は、ぜひそちらで撮影してください。よりクオリティの高い本格的な仕上がりになります。
画像加工ソフト
画像加工ソフトは、写真の不要な部分を切り取ったり、色味を調整したりするときに使用します。画像加工をすることで、より自分好みの年賀状を作れるでしょう。Web上にある画像加工ソフトを使ってもいいですが、スマートフォンのアプリでも十分に作業できます。
イラスト・写真の素材
年賀状作成ソフトに理想の素材がなかった場合は、素材集サイトから集めましょう。無料で自由に使えるものが多いですが、中には利用目的に制限があるものもあります。意図せず著作権違反することがないように、利用規約はよく読みましょう。
装飾用の材料
自分で装飾する場合は、マスキングテープやシール、スタンプ、カラーペンなども必要です。手書きのメッセージを書いたり、干支のシールを貼ったりすると、手作り感満載の温かみのある年賀状が作れます。
年賀状を手作りする際のポイント
年賀状をせっかく手作りするなら、送る相手に適したデザインかつ自分らしさのあるデザインにしたいものです。年賀状を手作りするときのポイントを見ていきましょう。
適切なデザインを考える
上司や会社の取引先などに送る場合は、シンプルで品のあるデザインが望ましいでしょう。年賀状作成ソフトでは、ビジネス・和風などのカテゴリから選ぶのがおすすめです。なお、賀詞(年賀状の文頭に書く新年のお祝いの言葉)は、「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新春のお喜びを申し上げます」が適しています。
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デザインのテーマを決める
デザインを選ぶときは、はじめにテーマを決めましょう。手作りの年賀状は、字体・装飾・カラーなどさまざまな部分を選べますが、一つずつ選んでいると雰囲気が統一できなかったり時間がかかりすぎたりしてしまいます。年賀状作成ソフトはデザインがカテゴリ分けされているものが多いので、ぜひ参考にしてみましょう。
十分に余白を持たせる
上下左右に余白を持たせるとすっきり見えて、おしゃれに仕上がります。ついつい、いろいろと詰め込みたくなってしまいますが、デザインがぎっしり入っていると窮屈な印象を与えてしまいます。
装飾の重さに気を付ける
はがきの重さは2g~6gと規定されています。シールやマスキングテープを貼りすぎると重量オーバーになって、追加料金がかかる可能性があるので注意しましょう。クラフト風の年賀状を作りたい方は、シールやテープで装飾した年賀状をデータで取り込んで印刷することで、デザインはそのままに重量オーバーを避けることができます。
子どもと年賀状を手作りする際のアイデア
子どもと一緒に楽しめる手作り年賀状は、受け取った人に子どもの成長を感じてもらえます。子どもと一緒に年賀状を手作りするアイデアをご紹介します。
消しゴムはんこ | |
子どもと一緒に手作りする場合におすすめなのが、消しゴムはんこです。 モチーフをトレーシングペーパーに写し取ってから削るとキレイに仕上がります。 削るときには刃物を使用するので、けががないように注意が必要です。 |
絵や文字の手書き | |
子どもが絵や文字を書けるなら、手書きで絵やメッセージを書いてみましょう。 色鉛筆やクレヨンを使うとより温かみが出せます。 印刷代が節約できるうえに、子どもの成長も感じてもらえます。 |
手形・足形 | |
手形や足型は、子どもの成長をわかりやすく伝えられます。スタンプのインクはたくさんの色があるので、年賀状のベースのデザインや好みに合わせて選びましょう。 手形や足型を押した後は、すぐに洗ってインクを落とすと服などが汚れにくいです。 |
塗り絵 | |
子どもが絵を書くのが難しい年齢や、絵を書くのが苦手という場合は、塗り絵がおすすめです。 カラーペンやクレヨンで、楽しく色塗りをしてもらいましょう。 |
シール貼り | |
シールを貼りも楽しく簡単にできる作業です。 シールは、お正月らしいものや干支のものを用意しましょう。 厚みがあるぷっくりしたシールはかわいいですが、はがきの重さが6gを超えると追加料金がかかってしまうので注意が必要です。 |
おしゃれな年賀状を手作りしましょう
手作りの年賀状は、温もりを伝えられたり、作る楽しさがあったりとさまざまな魅力があります。子どもと一緒に手作りするのもおすすめです。年賀状作成ソフトには、素敵なデザインや素材がたくさんあるのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
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