こちらが喪中であることを知らなかった方から、年賀状が届くことがあります。
すぐにお返事しなければと焦ってしまうかもしれませんが、この場合、お正月の期間は返事を出しません。
1月7日までは松の内と言って、正月飾りを飾って、お正月を祝う期間ということと、年賀欠礼はお正月の前にしておくことがマナーとされていますので、1月8日以降に「寒中見舞い」をお送りしましょう。
このとき、故人あてに年賀状が届いた場合は、ご家族がお送りしましょう。
寒中見舞いでは、文面で「お知らせせずに申し訳ありません」と、一言添えましょう。
文例
この度は年頭の御祝詞を頂戴し、誠にありがとうございます
皆様におかれましては、本年もよい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます
昨年●月、父○○が永眠いたしましたので、年賀状をさし控えさせていただきました
お知らせせずにおりましたこと、申し訳ありません
本年も、変わらぬ交誼のほどお願い申し上げます