海外にもある年賀状文化
年賀状の文化は海外のいくつかの国々でもあります。
たとえば隣の韓国や中国、東南アジアの国々、さらにはロシアなどです。
元旦に年賀状が届くようにするのは日本独特の文化のようで、他の国は新年を迎える前にカードを送るのが普通です。
韓国の場合は、はがきよりカードを送るのが一般的で、鶴や国の伝統的な絵柄のものが多いです。
中国には、日本のような年賀切手やお年玉付き年賀はがきがあります。
キリスト教国はクリスマスのときに、クリスマスと新年をかけて挨拶カードを送るのが習慣となっています。
日本のように喪中のときは年賀状を送らないという習慣は、海外では一般的ではありません。
プラス20円で遠く離れた友人に簡単に送れる
海外に住んでいる友人にも、プラス20円で年賀状を送ることができます。
年賀状もしくは官製はがきに、20円切手を貼るだけで国際カードになります。
年賀はがきを使う際は、お年玉付きの部分を消す必要はありません。どのタイプのはがきでも使うことができます。
海外の場合、元旦に配達してもらうのは難しいです。
また、到着までにだいたい1週間~10日くらいかかることを頭に入れておきましょう。
年末の挨拶状だということがすぐにわかるように、「Season's Greatings」と記すこともできます。
海外へ送る年賀状の書き方・送り方
海外へ年賀状を送るには、必ずはがきを横にして使います。
- まず、一番上に「POST CARD」と書きます。
- そして、左上にFROM;自分の名前・住所、右下にTO;相手の氏名・住所をそれぞれローマ字で書きます。
- 住所は日本とは逆で、マンション名・番地・市町村・都道府県・郵便番号・国の順番で書いていきます。相手国の言語で書けるならそれでもいいでしょう。
- 国の下にアンダーラインを引きます。
- その後、左下に「AIR MAIL」と書いて、20円切手を貼り、郵便ポストに投函します。
年賀状には、相手に対する感謝の気持ちや、次の年が良いものとなることを願う内容などを書いてあげると喜ばれるでしょう。
英語なら「Thank you very much for your kind support last year. I wish you all the best in the comming year!」などと書くことができます。