
年賀状を作成する際に手書きの一言メッセージを添えると、受け取る相手が読んで嬉しい年賀状になります。この記事では、年賀状に添える一言の内容や、送る相手別の一言文例、気の利いた一言文例などをご紹介します。すぐに使える例文を網羅的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
年賀状に添える一言の内容とは?
年賀状に添える一言は、どのような内容を書けばよいのでしょうか。ここでは、年賀状に添える一言の内容をご紹介します。
近況報告
・結婚、出産、転居、子どもの成長、就職など |
年賀状の一言で添えたいのが近況報告です。親戚や友人、恩師などに向けて近況を報告しましょう。
共通の話題
仕事、趣味、習い事など |
送る相手との共通の話題も年賀状に添える一言にふさわしい内容です。旧年中にともに取り組んだことや、新年にいっしょに取り組みたいことを書きましょう。
新年の抱負
仕事、資格取得、趣味での抱負など |
達成したい目標などがあれば、新年の抱負として年賀状の一言に添えるとよいでしょう。上司や恩師、友人などに向けて書く年賀状におすすめです。
感謝の気持ち
日頃の感謝の気持ちや、最近で助けていただいたことへのお礼など |
感謝の気持ちを、ぜひ年賀状の一言で付け加えてみましょう。誰にでも使えるかつ送る相手に気持ちが伝わる定番の内容です。
送る相手別・年賀状の一言文例
年賀状に添える一言は、送る相手によって変えた方がよいでしょう。ここでは、送る相手別の年賀状の一言文例をご紹介します。
上司・先輩向け
・昨年は◯◯の件で大変お世話になりました ・本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます ・本年は〇〇を目標に掲げより一層精進してまいります ・本年は昨年以上の成果を達成できるよう業務に邁進してまいります ・1日も早く戦力になれるよう努力いたしますのでご指導のほどお願いいたします |
部下・後輩向け
・根気強く仕事に取り組む姿勢に感心しています ・◯◯さんの今年一年のさらなる活躍を期待しています ・念願だった○○の達成おめでとう ・本年も戦力として活躍されることを願っています ・昨年のプロジェクト成功を一緒に分かち合えたこと嬉しく思います |
同僚向け
・○○さんのような同僚がいてくれて幸せです ・今年もともにプロジェクトの成功を目指しましょう ・健康に気を付けながら今年も楽しく仕事ができたらいいね ・今年はお互い飛躍の年になるよう頑張ろう ・今年はプロジェクトチームで親睦を深めましょう |
友人向け
・以前◯◯さんといっしょに行った××に旅行に行き 当時の思い出がよみがえりました ・最近習い事を始めました 上達できるよう特訓中です ・昨年は会えず残念でした 今年は機会を見つけてぜひ会いましょう ・○○さん(友人の子ども)は元気ですか 身体に気を付けてね ・○○さんのXX年が充実した1年になりますように |
親族向け
・おかげさまで家族そろって元気に新年を迎えております ・◯◯も小学校に入学し毎日元気に通学しております ・今年は◯◯が受験生です 温かく見守ってください ・寒さが続きますのでくれぐれもご自愛ください ・本年はお会いできることを家族一同楽しみにしております |
恩師・先生向け
・大変ご無沙汰しております お変わりございませんか ・旧年中は格別のご指導を賜り心から感謝申し上げます ・今年入社3年目を迎え おかげ様で充実した毎日を送っております ・今年は同窓会で先生にお目にかかれることを心より楽しみにしております ・○○先生の益々のご活躍とご健康をお祈り申し上げます |
取引先向け
・昨年は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます ・本年もより一層のサービス向上に努めてまいりますのでご愛顧賜りますようお願い申しあげます ・本年も変わらぬお力添えのほどよろしくお願いいたします ・御社の益々のご発展をお祈り申し上げております ・ご来店を社員一同お待ち申し上げております |
誰にでも使える一般的な文例
・旧年中は大変お世話になりました ・楽しいお正月をお過ごしでしょうか ・いつも温かいお心遣いをいただき感謝しております ・より一層のご活躍をお祈り申し上げます ・今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます |
気の利いた一言文例
年賀状に添える一言が、形式的な文章ではなく気の利いた文章だとより気持ちが伝わります。ここでは、おすすめの気の利いた一言文例をご紹介します。
健康を気遣う一言
・まだまだ寒さが続きますのでお体にはお気をつけください ・くれぐれもご自愛ください ・健やかな毎日をお祈り申し上げております ・健康にはくれぐれもご留意ください ・ご健康を心よりお祈り申し上げます |
幸せを願う一言
・幸せいっぱいの毎日が送れますようお祈りしています ・素晴らしい一年となりますように ・充実した一年でありますように ・ますますのご活躍をお祈り申し上げます ・幸多き一年になりますよう心よりお祈り申し上げます |
おもしろい一言
・今年はうさぎ(いさぎ)よくタバコをやめます ・ダイエットの最大の敵は餅です ・今年マスターするつもりのタブレットが孫のおもちゃになりました ・昨年〇月に定年退職したので今年からYouTubeはじめます ・今年は婚活を頑張ります 来年の年賀状での報告を楽しみにしていてください |
時勢に合わせた一言
・昨年はリモート飲み会で久しぶりにお顔が拝見できてうれしかったです 本年は直接お会いできますように ・おうち時間でアクセサリー作りを始めました 今度お披露目させてくださいね ・おうち時間が増えたおかげで料理のレパートリーが増えました またゆっくりと遊びにきてください ・ウィズコロナで生活様式にも変化がありますが健康に留意されるとともに皆様のご多幸お祈りいたします ・本年は感染症対策への強化も図りつつ気持ちを新たに社員一同サービスの向上に努めてまいります |
年賀状に添える一言の基本ルール
年賀状に一言を添える際には、注意点がいくつかあります。受け取る相手に気持ち良く読んでもらうために、知っておきたい基本ルールについて解説します。
賀詞や挨拶文との重複に注意する
賀詞や挨拶文と、添える一言の意味が重複しないように注意しましょう。例えば「新年」には明けるという意味が含まれるため、「新年あけましておめでとうございます」は重複しています。また日にちにおいても、「元旦」=1月1日という意味なので、1月元旦というような記載はNGです。年賀状に手書きで一言添える際は、意味が重複している部分がないか書く前によく確認しましょう。
句読点を使わない
年賀状では、句読点を使いません。長いメッセージを書くと読みづらくなってしまうため、短めの文章を心掛け、改行などを交えて書くのがおすすめです。どうしても長くなってしまうときは、文章の区切れる箇所にスペースを入れると読みやすくなります。
忌み言葉を使わない
「去」「別」「離」「終」「失」「病」「衰」「枯」「倒」「崩」といった文字は、年賀状には使いません。不吉なことを連想させる忌み言葉に使う文字だからです。とはいえ、おめでたい話題をメインに書くのであれば、あまり使わない漢字が多いので、深く気にする必要はないでしょう。なお「去年」は、「旧年」や「昨年」と言い換えます。
一言メッセージを添えるためにも、早めに年賀状の準備をしよう
年賀状を受け取る相手のことを思って一言メッセージを手書きする時間は楽しいものです。とはいえ、まとまった枚数の年賀状すべてに一言メッセージを添えるには、ある程度の時間がかかります。年賀状の準備がギリギリになると、丁寧なメッセージを考える余裕がなくなってしまう可能性もあるでしょう。師走の忙しい時期に慌てずに済むよう、年賀状の準備は早めにしておくのがおすすめです。
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