年賀状用の切手とは?私製はがきをお年玉付でフォーマルに

年賀状は、郵便局で販売されている年賀はがきのみが使用可能なわけではありません。文具店や雑貨店で販売されている私製はがきや、自分ではがきサイズの紙を用意して作成したオリジナルのはがきを年賀状として使うこともできます。

郵便局では、私製はがきやオリジナルのはがきに貼ることができる、年賀郵便切手が販売されています。年賀状は、おめでたいデザインの年賀郵便切手を利用したほうがフォーマルです。私製はがきで年賀状を送ることを考えている人は、年賀郵便切手の利用をおすすめします。
ここでは、年賀郵便切手にはどのような種類があり、どんな特徴があるのか、私製はがきで年賀状を出す際の注意点なども踏まえてご紹介しましょう。

年賀郵便切手を使って私製はがきを年賀状にする

11月に入り、年賀状シーズンがスタートすると、郵便局では年賀状といっしょに年賀郵便切手も販売が開始されます。この年賀郵便切手は、私製はがきで年賀状を出す際に使えるものです。
そもそも私製はがきとは、どんな形状のはがきを指すものなのでしょうか。まずは郵便局の年賀はがきと私製はがきの違いについてご紹介します。

郵便局の年賀はがきと私製はがきの違い

はがきには、最初から切手が印刷されているものと、されていないものがあります。
宛名面に切手が印刷されているはがきは、「通常はがき」と呼ばれる一般的なはがきや、切手を貼る必要がない年賀はがきなどです。年賀はがきには切手だけでなく、お年玉くじの抽選番号も印字されています。

一方、切手が印刷されておらず、別途切手を貼る必要があるはがきが「私製はがき」です。
自分で手作りしたはがきや、文具店や雑貨店で取り扱われているデザインはがきのうち、切手が印刷されていないものはどれも私製はがきにあたります。私製はがきは切手を貼ることで、通常はがきと同じように郵送が可能です。

なお、郵便はがきを自作する際には、宛名面上部に「郵便はがき」あるいは「POST CARD」と記載する必要があります。この表記がないと、「はがき」(第二種郵便物)ではなく「手紙」(第一種郵便物)扱いとなり、郵便料金が高くなってしまいます。

年賀郵便切手の種類

2022年用の年賀郵便切手は、4種類あります。どれも、干支にちなんだ寅のイラストが描かれています。

・84円郵便切手(のり式):はがきサイズに収まらない大型の年賀状などを郵送する際に利用できます
・63円郵便切手(シール式):一般的な私製はがきの年賀状に利用できます
・寄付金付お年玉付年賀84円郵便切手(のり式):3円分の寄付金を含んだ支払額87円のお年玉付年賀郵便切手で、84円郵便切手と同じように使えます
・寄付金付お年玉付年賀63円郵便切手(のり式):3円分の寄付金を含んだ支払額66円のお年玉付年賀郵便切手で、63円郵便切手と同じように使えます

上記のうち、寄付金付お年玉付年賀84円郵便切手(のり式)と、寄付金付お年玉付年賀63円郵便切手(のり式)には、郵便局の年賀はがきと同じお年玉くじの抽選番号が入っています。この切手を使えば、私製はがきもお年玉付の年賀状になります。年賀状を受け取った方にお年玉抽選のワクワク感を味わっていただきたいときは、寄付金付お年玉付年賀郵便切手を選びましょう。

ちなみに、寄付金付お年玉付年賀郵便切手は、「お年玉付郵便葉書等に関する法律」にもとづいて発行されており、寄付金は法律で定められた分野の団体に寄付されます。

年賀郵便切手の特徴

年賀郵便切手は、毎年10月末から11月初頭にかけて郵便局で販売が開始されます。
前述のとおり、84円と63円、それぞれ額面どおりの金額で販売されている切手と、3円の寄付金を含んだ切手があります。

年賀郵便切手を購入できる場所

年賀郵便切手は、各地の郵便局や郵便局のネットショップで購入可能です。ただし、ネットショップで購入する場合は、シート単位での販売になります。少数のみ欲しい場合は、郵便局で購入しましょう。

<年賀郵便切手のネットショップ購入時の値段>
・84円郵便切手(のり式)10枚1シート:840円
・63円郵便切手(シール式)50枚1シート:3,150円
・寄付金付お年玉付年賀84円郵便切手(のり式)20枚1シート:1,740円
・寄付金付お年玉付年賀63円郵便切手(のり式)20枚1シート:1,320円

なお、2022年用の年賀郵便切手の発売開始日は、2021年11月1日(月)です。

年賀郵便切手の絵柄

年賀郵便切手には、毎年その年の干支の絵柄が採用されています。2022年分には、4種類それぞれ異なる寅の絵柄が描かれています。

・84円郵便切手(のり式)・63円郵便切手(シール式)
絵柄には、川崎巨泉が描いた寅の郷土玩具の絵画が使用されています。84円郵便切手は寅の顔、63円郵便切手は寅の全身像です。

・寄付金付お年玉付年賀郵便切手
84円郵便切手は寅が羽子板の羽根とたわむれている絵柄です。63円郵便切手は、寅がコマとたわむれている絵柄で、いずれも愛らしいデザインとなっています。

寄付金付お年玉付年賀郵便切手

私製はがきで年賀状を出す際の注意点

自分らしいデザインの自作はがきや、デザイン性に富んだ私製はがきには、通常の年賀状にはない魅力があります。送り先が親しい場合や、強い印象を送り先に与えたい場合は、私製はがきで年賀状を送ってもいいでしょう。
ただし、私製はがきの年賀状には、送る際にいくつかの注意点があります。先方に迷惑をかけることがないよう、あらかじめ確認しておいてください。

切手を貼る必要がある

私製はがきは、切手を貼らなければ郵送することができません。「当たり前のこと」と思っていても、うっかり貼り忘れてしまったり、年賀はがきを何枚か重ねてしまい、切手を貼っていないはがきを見落としてしまったりすることもありえます。
私製はがきを使う際には、はがきの枚数と切手の枚数を正確に把握した上で、貼り漏らしがないよう、十分確認しましょう。

年賀状のサイズに合わせる

私製はがきは、自分で自由に作れるはがきですが、基本的に年賀状のサイズに合わせて作成するのがおすすめです。通常とは異なるサイズでも、郵便料金が合っていれば送ることはできます。しかし、サイズが違うはがきを送ると、例えば、先方がはがきサイズの収納ケースで年賀状を管理している場合、迷惑になってしまう可能性があります。

なお、縦横だけでなく、厚みや重さにも注意してください。木やアクリル板といった特殊な素材を使ったはがきを送る場合は、郵便料金が通常とは異なる可能性が高いです。少しでも不安に思ったら、郵便局で確認するのが確実です。

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朱書きをする

郵便局で販売されている年賀はがきには、切手部分の下に「年賀」という朱書きがあります。私製はがきを使う場合も、この朱書きが必要です。
朱書きには難しいルールなどはなく、切手の下など、目立つ場所に朱色で「年賀」と明記するだけです。ちなみに、朱書きは手書きでも印刷でもどちらでも大丈夫ですので、書き方は自由に選んでください。

投函されたはがきを元日に届けるのか、すぐに配達するのかを判別するために確認されるのが、年賀状の朱書きです。これを忘れてしまうと、年内に先方へ年賀状が届いてしまう可能性があります。朱書きは、年賀はがきの宛名面や裏面の作成の前に、まとめて書いておくなどの対策をとり、書き忘れないようにしましょう。

余った年賀郵便切手の活用方法

使用しなかった年賀郵便切手は、どのような使い道があるのでしょうか。せっかく購入した年賀郵便切手を無駄にしてしまわないように、余った年賀郵便切手の活用法を知っておきましょう。

年賀状が住所不備などで戻ってきたときに活用できる

年賀状が住所の不備などで戻ってきてしまったときは、年賀郵便切手を貼り直すことで再度送ることができます。再送する場合の手順は下記のとおりです。

<返還された年賀状の再送方法>

  1. 「あて所に尋ねあたりません」といったスタンプが押されているので、二重線で消す
  2. 正しい住所に書き直す
  3. 宛名面に赤字で「再差出」とわかりやすく書く
  4. 新しい年賀郵便切手を貼って投函する

これで、先方へ再送してもらうことができます。ただし、再送したはがきは宛名面にいろいろなことを書かなければいけませんし、住所を間違えたことも先方に伝わってしまいます。見た目の良いものではありませんから、新しい年賀状に書き直した方が失礼にあたらず安心です。

切手や通常はがきと交換をする

年賀郵便切手が余ってしまったときは、郵便局に持っていき通常の切手と交換してもらいましょう。1枚5円の手数料はかかりますが、普段の郵送物に使える切手や、通常はがきと交換してもらえるため、無駄になりません。
年賀郵便切手には干支と年が書かれていますから、余ったとしても、普通の切手として使うのは不適切です。とっておいても無駄になってしまうため、交換することをおすすめします。

年賀状は好みに合わせて選ぼう

年賀状は、郵便局で販売されている通常の年賀はがきのほか、私製はがきに年賀郵便切手を貼って送ることもできます。どちらでも問題はありませんから、好みに合わせて選んでください。
ただし、私製はがきを利用する際には、今回ご説明したような注意点をよく覚えておかなければなりません。また、先方にお年玉くじを楽しんでもらうためには、寄付金付お年玉付年賀郵便切手を選ぶのがおすすめです。自分にとっても送り先の方にとっても、心躍る魅力的な年賀状を作りましょう。

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