
年賀状として使えるはがきには、いくつか種類があります。インクジェット紙やインクジェット写真用、ディズニー年賀など、さまざまな種類があってどれを選べばいいのかわからないという方も多いはずです。この記事では、年賀はがきの種類の選び方や特徴などを詳しく解説します。
目次
年賀はがきの種類
年賀はがきには、デザインと用紙にいくつか種類があります。それぞれの特徴を解説します。
無地
無地の年賀はがきには、「普通紙」「インクジェット紙」「インクジェット写真用」の3種類があります。どの用紙でも宛名面は同じ紙質なので、宛名面だけプリンターで印刷する場合は普通紙でよいでしょう。
普通紙(63円/枚)
普通紙の年賀はがきは、料額印面(切手の部分)にお正月イラストが描かれています。手書きでたくさんメッセージを書きたい場合や、レーザープリンターで作成する場合に最適です。また、目の不自由な方が裏表や上下を区別できるように、くぼみが入ったものがあります。
インクジェット紙(63円/枚)
インクジェットプリンターでの印刷に適しています。通信面に特殊な加工がされていて、普通紙よりも綺麗に印刷できるでしょう。発色が良いので綺麗な仕上がりになります。ただし、写真を印刷するとぼやけてしまうことがあるので、写真入り年賀状には向きません。また、カラーボールペンやハンコを使いたいときにもおすすめです。
インクジェット写真用(73円/枚)
写真入りの年賀状をインクジェットプリンターで印刷する場合に最適です。表面に光沢があって、インクが滲みにくい加工がされています。色や輪郭が鮮やかに発色するので、高画質な写真でも仕上がりが綺麗です。料金は普通紙、インクジェット紙よりも少し高めに設定されています。
ディズニー年賀(63円/枚)
料額印面(切手の部分)にディズニーキャラクターのイラストが描かれています。料金は、普通紙と同額です。かわいらしく子どもに人気のデザインなので、小さなお子さんがいる家庭に送ると喜ばれるでしょう。用紙は、インクジェット紙です。
絵入り寄付金付(68円/枚)
寄付金付きの年賀はがきです。1枚につき5円が寄付金として、青少年の健全育成や社会福祉、地球環境の保全などの事業に役立てられます。全国版と地方版の2種類展開です。全国版は花や干支のイラストが添えられ、地方版は地域の風物などのイラストが添えられています。なお、地方版は一部の地域の限定販売です。
私製はがきで年賀状を出してもOK
私製はがきとは、個人で作成したはがきや、民間企業が観光地などで販売しているはがきのことです。私製はがきは年賀状として使うことができ、マナー違反にもなりません。ただし、私製はがきを年賀状として出す場合には、いくつかやるべきことがあります。
まず、切手の下に赤文字で「年賀」と書きましょう。これを忘れると年賀状として扱われず年内に配達されてしまいます。さらに、宛名面に「郵便はがき」と書きましょう。この記載がないと、手紙(第一種郵便物)として取り扱われてしまいます。最後に、年賀郵便切手を貼って送りましょう。
年賀はがきの普通紙とインクジェット紙の交換
普通紙とインクジェット紙を間違えて購入した場合、未使用であればほかの種類と無料で交換できます。ただし、無料交換は年賀はがき販売期間内のみです。販売期間内を過ぎると手数料がかってしまいます。また、パックを開封した「インクジェット写真用」は無料交換対象外になるので注意が必要です。
なお、年賀はがきの普通紙とインクジェット紙の交換は、簡易局を除くすべての郵便局で対応してくれます。
余った年賀はがきは通常はがきとして使える
余った年賀はがきは、通常はがきとして使用できます。懸賞などの応募用として活用するのがおすすめです。年賀はがきを通常はがきとして使う場合は、「年賀」の赤文字を二重線で消しましょう。これをしないと、年賀はがき受付期間中に出した場合、お正月に配達されてしまいます。
送る相手や作成方法に合わせて、年賀はがきを選ぼう
年賀はがきにはさまざまな種類があり、送る相手や作成方法によって種類を決めましょう。用途に合った種類を選ぶことで、年賀状がより綺麗に仕上がります。家庭用プリンターを使って印刷することもできますが、さらに本格的な年賀状に仕上げたいならプロに依頼するのがおすすめです。
カメラのキタムラでは、自分で作成した年賀状のデータを高画質で印刷してくれます。スマホアプリから簡単に注文可能です。注文から最短1時間で店舗にて受け取れるので、師走の忙しい時期にもご活用いただけます。美しく仕上げるカメラのキタムラの年賀状印刷をぜひご利用ください。